設立の趣旨

「素敵がいっぱいある自然豊かなこの地で、アウトドアスポーツを楽しみONとOFFのある人生を満喫する。そんな新しいライフスタイルを全国に発信することで、若者をはじめアウトドアスポーツを楽しみたい人々の定住を促進し、このまちをもっともっと元気にしたい!」
これが、「広島アウトドアスポーツ協会」設立の精神です。
少子高齢化、過疎、働く場の不足、地域の衰退と、一見、悲観的になりがちな広島県北の状況です。しかし、そのような逆境にあっても、それをエネルギーとして前を向き、仕事もライフスタイルも充実して人生をエンジョイし「ここでしかできない」「ここだからこそできる」素敵な生き方をしている多くの人々がいます。
少子化だからこそ子育てを親子で密度濃く楽しみ、高齢化だからこそ支えあう人々のきずなが強まり、過疎だからこそ個人の占有する空間が広がり、働く場が少ないからこそ今の仕事に愛着と誇りを持ち、地域が元気を失っているからこそ地域の結束が強まっているのです。このように逆境を熱源にした素敵な生き方をする人たちが多くいるのです。
過密にあえぎ、人と人のきずなを喪失した都会にはない素敵な暮らしが、ここにはあるのです。そして、こんな前向きな新しい生き方の基本となり、人生を百倍楽しむために、ONとOFFをはっきりさせる素敵なライフスタイルを決定づけているのが「豊かな自然」を満喫するアウトドアスポーツなのです。
だからこそ、私たち「広島アウトドアスポーツ協会」は、かけがえのない自分の人生をエンジョイするために、アウトドアスポーツを普及させ「だれもが、いつでも、どこでも、いつまでもスポーツを楽しめる環境づくり」に取り組むことで、若者をはじめアウトドアスポーツを楽しみたい多くの人々の定住を促進し、まちを元気にすることを創造しながら、新しいライフスタイルを全国に発信していきます。
また、行政や企業、地域や学校と連携して、アウトドアスポーツの普及と施設整備や競技空間の開発に取り組むことで、新たなスポーツ産業を創出します。

設立に至るまで

「広島アウトドアスポーツ協会」に結集した会員は、これまで、トライアルやスケートボード、BMXやカヌー、ボルダリング、スノーボードなどをそれぞれが楽しみ、サークルを作り活動してきました。
その中で様々なフェスティバルへの参加や他競技との交流、地域との交流を深めるにつれて、アウトドアスポーツの普及をさらに進めるには、競技する場の整備を行うことの重要性を痛感しました。
また、コアなスポーツのネットワークの広さや、アウトドアスポーツを創造していくことが、町を元気にし、経済的な効果も大きいことも分かってきました。
これからの町の元気とたくさんのエネルギーを三次に集めるよう!と「三次若者定住促進研究会 夢住力」を設立し、新たな視点と発想で行政への提言や、地域との連携など、アウトドアスポーツの環境整備を専門的に取り組む組織が必要であるということも認識するようになりました。

そこで、2016年8月30日に発起人会を開催し、9月13日には、賛同者が集まり設立への準備、その後も設立準備会を5回開催しました。
そして、2017年 2月 17日に、設立総会を開き、特定非営利活動法人広島アウトドアスポーツ協会を設立へと至りました。

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